アフィリエイトはビジネスとして成り立つか?
先週の日曜日の日経新聞に、アフィリエイターに関する特集が組まれていました。2003年の日経の調査によれば、国内の消費者向け電子商品取引市場(つまりネット通販)の規模は4兆7千億円との事。
一瞬へえ~と思ってしまいましたが、その額はあまり大きくはありません。例えば日産自動車の去年の売り上げは6兆8千億円あります。通信販売業の企業、個人が束になっても、国内自動車業界で2位の日産自動車の売り上げに届いていないのです。
ただし、ネット通販の市場はこれからも拡大していくのは間違いなさそうです。今後有望なビジネスの戦場になると考えます。
市場が大きくなれば、サイト間の競争も激化してきます。よって今のうちにサイトの内容を充実させ、常に一歩前を進んだ状態を維持することで、この成長期に「勝ち組」側に入る必要があります。
アフィリエイトはビジネスとしては、市場はまだそんなに大きくありません。しかし、今後の伸びしろを考えると、有望なビジネスモデルです。「在庫を持たなくて良い」、「気軽に始められる」など良いとこずくめのようですが、逆に懸念点もあります。
例えば契約していた広告主からの一方的な契約破棄や、広告終了などです。私も何度か経験があります。広告終了はやむ終えないと思いますが、まだ広告は存在しているのに、一方的な突然の契約破棄は、どうしても納得いきません。
アフィリエイトの規約を読むと、広告主の都合による一方的な契約破棄についてはこちらは何も文句が言えないようになっています。ちょっとあまりに横暴ではないかと感じています。安心してビジネスを続けられません。
アフィリエイター組合などを設立して、広告主に対抗していくのが普通だと思いますが。しかし、その機能を持つ団体はまだ無いようです。こういった団体を設立する際には、私も参加していこうと考えています。