学校の授業は役に立たない?
「あいのり」って見てます?
私は毎週大抵見ていますが、この番組も長いですよね。
ヒデは本当にもったない事をしましたね。(見ていない方すみません)
「あいのり」メンバーがケニアのとある学校に行く場面がありました。
そこの子供達は、鉛筆も消しゴムも満足に揃わず、破りかけた紙に必至に書き込んで勉強をしていたのが印象的でした。
私は、消しゴムも鉛筆もノートも分けなく手に入りますし、学校にも何も苦もなく通っていました。
「学校の授業なんか、社会に出たら何も役に立たないよ!」なんて言っています。
ケニアの子供達の様子を見ていたら、私は何かとんでもない勘違いをしているのではないか?と考えさせられました。
学校教育とは何か?と考えてみました。
それは、
「過去の人々が考察して来た知恵を学べる場所」。
進歩とは、一部の天才達のひらめきによる成果は別にして、現状の状態を把握し、問題点を見つけ、対策を検討するという流れで進みます。
進歩のための「現状の状態を把握する」の根本は、「過去の人々が考察してきた知恵」を学ぶことと、同じなのではないでしょうか?過去~現在を学び、それを基にして未来を考え、進歩するという事です。
学校教育とは、過去の人類が生み出した重要な知恵を学べる唯一の場所だと私は思います。
幾ら授業をサボっていても、小学校~高校まで何を習ったかは、大まかに覚えているでしょう。「何を勉強したか」を知っているだけでも、ケニアの子供たちよりは恵まれていると思います。
「学校の授業なんて役に立たない!」などと言っている私自身が、本当の「役立たず」にならないように。
たまたま偶然手に入れたこの恵まれた環境にもっと感謝し、もっと精進していかねばと思います。