文章の力
私は本業、副業共に、文章を作成する機会が多いです。
その時、気をつけているのが、「受身形」を使わないことです。
「この件は○○と考えられる」や、「△△と推定される」などは、絶対に使わないようにしています。
上記の文章は、「この件は○○と考える」「△△と推定する」のように、能動的な形にします。
なぜかというと、受身形を使うと「説得力」が薄れるんですよね。他人ごとのような感じがして。
「謙遜して意見を述べる」という文化が日本語にはあります。
意識していないと、受身形はついつい出てしまいます。
学術論文なんかは、受身形が多いですよね。
学問の場合、主観を入れないという意味もあるのでしょうが、私は好きではありません。
主張は言い切りの形、つまり「能動形」がすがすがしいです。文章に責任感も生まれますし。
※お役所の発表文書なんか、よく読むと、絶妙に主張をぼやかしていて、超無責任文章になっています。
インターネット上の文章でも、同じことが言えます。
説得力がない文章だと、共感を得ることはできません。人々は正確な情報を探しています。
もし伸び悩んでいるサイトがあれば、文章をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
無責任な文章になっていませんか?
当サイトの「仕事力UP>主張の強い報告書の書き方」も参考にしてください。