March 26, 2005

ローレライ

劇場公開中のローレライを見てきました。

私のような機械キチにとって、かなりはまる内容でした。
第二次世界大戦中の話にしては、オーバースペックな内容だとは思います。

話の最後にある、役所広司の決めの言葉が妙に心に残る作品でした。
この言葉を聴きに行くだけでも、価値があるかも。

歴史は繰り返すと言います。

戦時中時代、戦後時代と時代は流れてきました。
高度成長期も終わろうとしています。

時代が変わると、人々の価値観も大きく変わります。
今まで正しいと思っていたことが、間違いになってしまいます。

今まさに「非常識」が「常識」に変化し、「常識」が「非常識」になる時が、迫っているような気がします。

そんな大きな流れに取り残されないよう、必至に時代について行きたいと思いました。

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December 13, 2004

私の映画道

このところ、映画を良く見に行っています。

ハウルの動く城」と、「いま、会いにゆきます」を立て続けに見に行きました。「ターミナル」も行く予定です。

前から何度かこの日記でも語っているとおり、私は「日本文学」大好き人間です。
映画についても邦画派です。

今回見た「ハウル」と、「いま会い」はすごく面白かった。特に、「いま会い」には

「やられた~」

という感じです。


ハリウッドの映画はお金もかけていて、きらびやかで迫力もあります。けど、ストーリー的にどうかな?と思うことがあります。

反論を覚悟で言うと、映画の脚本のベースにある、アメリカ文学の歴史の浅さが、そのまま作品にも出てしまっているような。

日本文学は歴史もあり、日本語の特性をうまく利用して、複雑な情景描写や心理描写をする事ができます。

会話主体のハリウッド映画に対し、会話以外に風景描写などもうまく取り入れた日本映画は、ストーリーも複雑且つ繊細です。日本文学が持つ特性を邦画は良く反映していると私は思います。

実際にハリウッドも日本映画から脚本を輸入しているらしいです。ネタ切れですね。

このまま書いていると、止まらなくなるので、今日はこの辺で!


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