ツキと運を大事にする
仕事をしていると、色々問題が発生します。
しかし、なぜか偶然が重なって、
「結果的にたまたまうまく行った」
という事がよくあるんですよね。我々はそれを「神風」と呼んでいます。
「ふ~良かった良かった」
とほっと一息入れていると、上司から「ツキで仕事をするな~」と怒鳴られます。
けど、この「ツキ」って重要だと私は思います。
ツキで(自分の思考範囲外の要因)で、たまたま仕事がうまく回ったのは、自分の真の実力やったわけではありません。
けど、それによって、これまで自分が知らなかった手法を知ることができるのです。
今までにない新しい画期的な企画を立ち上げる仕事だって、誰も知らないことをやるわけですから、その一歩一歩がツキみたいなものです。
田中耕一さんのノーベル化学賞も、準備方法を間違えたまま、実験したことがきっかけになっています。
我々は、自分の知っていること以上のことはできません。
新しいことを生み出すには、絶対に偶然が伴うはずなのです。
だから「ツキ」は大切にしたいのです。
メチャクチャ論理的な思考で、「○○の理由で、本企画の成功する可能性はありません」なんて、えらそうに話している何も生み出さない社内政治家より、
「よく分かりませんが、とにかくできてしまいました」という実践主義の人の方が、私には輝いて見えます。